ゆとりっぷ リサイクル福祉用具・介護用品

介護業界とリサイクル業界について

近年、介護業界では国や自治体の財政難から、介護認定の基準が以前より厳しくなっているという話をよく耳にします。福祉用具に関して言えば、平成17年4月の介護保険法改正により、これまで車椅子や介護ベッドのレンタルを、介護保険を使って1割の負担で利用できた方が、原則的に介護保険を利用することができなくなってしまいました。

 また、重度の要介護状態であるにも関わらず、介護保険を申請されないという方も多くいます。それだけ、介護状態であることに対する一種の抵抗感・嫌悪感は大変根強いように思われます。

 私達は、「介護保険は使えないけれど、介護が必要な方や世帯」へ、福祉用具のリサイクル品を安全・安心・低価格にてご提供しております。 外出をあきらめる前に、まずお気軽にお問合せ下さい。

 最近、大型のリサイクルショップのチェーン店を街中や街道沿いなどで、頻繁に見かけるようになりました。「もったいない」という意識が再び社会に広がっているのだと、実感します。しかし、大型のリサイクルショップで、福祉用具・介護用品を目にした方は少ないと思います。

 その主な理由をリサイクルショップの主人に聞いてみると、「売れない」というより、「分からない」からだそうです。実は、福祉用具・介護用品といったものは、リサイクルショップでは、大変扱いづらい商品の一つだそうです。福祉用具・介護用品は利用者の状態によって慎重に選ばなければならず、大変デリケートな用具なのです。

 私達は、①利用者の「自立支援」、②介護者の「負担軽減」を優先順位として頂くため、場合によっては、販売をお断りさせて頂くこともあるかも知れません。
ご利用者の状態を聞いたうえで、今何が必要なのかを介護者の方々と一緒に話し合い、使う方にとって一番良いと思われるものを選んで購入して頂いております。



この事業を始めたきっかけ

 学生時代、アジアを中心に貧乏旅行をしていたせいか、貧困問題や人権問題には少なからず関心があり、そういった現状を目の当たりにした時には、どうやったらその問題を根本的に解決できるか?とか、考える癖みたいなものが自然と身に付いていました。

 従って、漠然とですが社会活動と営利事業が企業のイメージ戦略としてではなく、具体的な行動としてうまく融合した組織があれば面白いだろうと常々考えていました。


 直接のきっかけは、兄がバイク屋を経営していて、中古の電動車椅子(シニアカー)を取扱っていたので、そこから福祉用具全般に関心が広がったというのがきっかけです。

 でも、元々介護事業に携わっていた訳ではないので、事業を始める前に会社勤めをしながら特別養護老人ホームでアルバイトをしたり、福祉用具専門相談員という資格を取得するなどで、準備期間には1年以上費やしました。


 その準備期間の中で、特別養護老人ホームでの経験は、それまで他業界しか知らなかった自分にとって、大変衝撃的なものでした。国の予算不足や介護保険制度の不備から生じる問題のしわ寄せを、全て介護の現場(事業者、スタッフ、利用者、ご家族)が受けていて、本当に悪循環だと感じました。


 経営難、低賃金、スタッフ不足、事故、老老介護・・・など、改善すべき現実は非常に多くありますが、介護事業者さんや在宅で介護をされているご家族とも連携をとりながら、少しでも現場の改善に役立てるよう努めていき、誰もが年齢を気にせずに「その時」を楽しめるような社会づくりを目指していきたいと思います。



「ゆとりっぷ」という組織名の由来

特に深い意味はありません。ただ僕自身、本当の「豊かさ」は、「物資的」なものではなく、「心のゆとり」にあると考えているので、「ゆとり」が人から人へと繋がって欲しいという願いを「ゆとりっぷ」という名に込めています。



「ゆとりっぷ」が将来目指すところ

今は地域に密着した「お気軽な拠りどころ」と、「お手頃な福祉用具販売店」づくりを目指しています。将来的には、「介護」や「福祉」だけに捉われず、若い世代と一緒になって、核家族化をフォローできるような新しいサービスを提供していきたいと思います。



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